福岡はまさに食の宝庫!
2024.09.28福岡は日本一のグルメ大国!
美食を満喫できる
福岡は玄界灘や響灘、周防灘、有明海など特徴的な海に囲まれているので、獲れたての海の幸を堪能できますよ。特におすすめしたいのは水揚げ量が全国トップクラスの天然ふぐ。漁場が近いのでお得に仕入れることができ、都市部よりもリーズナブルに美味しいふぐを堪能できます。また、いちごの「あまおう」やいちじくの「とよみつひめ」をはじめ、みかん、かき、なし、ぶどうなど果樹栽培も盛んなので、旬の果物を気軽に楽しむことができますよ。果物狩りを体験できる農園も多いので、ぜひ行ってみてくださいね。
そうそう、福岡といえば屋台文化ですよね。福岡の屋台数は日本一!夜になると色とりどりの暖簾がかかり、「ちょっと行ってみようか」という気分にさせます。お客さんとの距離も近く、目の前で調理される料理はライブ感があり、味覚だけでなく視覚でも楽しめます。
郷土料理も味わってみて
福岡ならではの郷土料理もおすすめですよ。色々ありますが、その中から代表的なものをいくつか紹介しますね。
まずはお正月や結婚式などの祝い事の定番、「がめ煮」です。全国的には「筑前煮」と呼ばれていますが、寄せ集めるを方言で「がめくりこむ」といったことから福岡では「がめ煮」と呼ばれるようになったそうです。また、豊臣秀吉の治世に文禄の戦いで朝鮮に渡った兵士たちが当時、どぶかめと呼ばれていたすっぽんなど手に入る食材を何でも煮込んで食べたことにも由来しているのだとか。現在はすっぽんではなく鶏肉を入れるのが一般的ですが、筑前煮と違い、がめ煮では骨つきの鶏肉を使用します。鶏肉や野菜などの具材を炒め、出汁と調味料で煮込みますが、具沢山で野菜も豊富なので栄養面もパーフェクト!お祝い事だけでなく、普段からおかずの一品としてよく食べられていますよ。
家庭の味を堪能したいなら「かしわ飯」がおすすめ。駅弁としても有名なので知っている人もいるかもしれませんね。じっくりと味付けした鶏肉とごぼうをご飯に混ぜ合わせているので、肉の食感がパサパサせず、うまみがしっかりと表現されています。冷めても美味しいので、おにぎりにしても美味しく食べられますよ。
朝ごはんのおかずにおすすめなのが「おきゅうと」です。由来は「飢饉の時に非常食として多くの人を救ったことから御救人(きゅうと)と呼ばれるようになった」「漁師が偶然海藻から作ったから沖人(おきうど=おきゅうと)と呼ばれた」「海(沖)から採れるうど」など諸説あります。海藻を固めた加工食品なので一見すると、「ところてん」のようにも見えますが、そもそも原材料となる海藻が違います。ところてんよりも弾力があり、もっちりしているのが特徴です。